【最強】女性用育毛剤ランキング!

監修:美容師 佐藤秀造

監修:美容師 森田由季


 

年齢を重ねていくにつれ、少しずつ気になり始める髪のボリューム……。

 

今までと同じようにセットしていても髪がぺちゃんこになってしまったり、いつもの分け目から地肌が見えるようになってきたり、鏡に映る自分を見るたびにユーウツになってしまいますよね。

 

そんな女性に嬉しいアイテムが「女性用育毛剤」です。

 

どういう仕組みで髪が増えるのか、副作用はないのか、男性用育毛剤とどう違うのか?

 

色々なギモンを一気に解決しましょう!
初心者さんも安心の、基本的な使い方も紹介しますよ♪

 

現役美容師で、様々な年代のお客様を相手にしている私 佐藤が、皆さんの気になるを更に深掘りしていくのでよろしくお願いします!

 

 

髪のボリュームが減ってきた…?それは脱毛症かもしれません!

 

 

多くの女性が「ハゲは男性特有のもの」と思っているのではないでしょうか?
確かに、薄毛や抜け毛は男性に多い髪トラブルです。

 

これは後から詳しく説明するホルモンの関係もあるのですが、実際に女性は男性よりも髪が薄くなったり抜けたりする可能性が低いです。

 

ですが、必ずしも危険がないとは言い切れません。
実は女性特有のハゲも存在するんですよ。
ではまず、女性の脱毛症について種類別に見ていきましょう。

 

瀰漫性(びまんせい)脱毛症

男性型脱毛症「AGA」という言葉に聞き覚えはありませんか?
これは「Androgenetic Alopecia」の略で、少しずつ髪が薄くなっていく脱毛症のことです。主に40代以降の男性に見られます。

 

それに対し「FAGA(Female Androgenetic Alopecia)」を女性男性型脱毛症といいます。
「瀰漫性(びまんせい)脱毛症」とも言い、男女共にホルモンが関係しています。

  • AGA=男性ホルモンが毛根の部分で髪の成長を妨げる成分に変化
  • FAGA=女性ホルモンの減少により男性ホルモンが増加

2つの共通点としては、髪が徐々に薄くなり症状は進行していくものの産毛は残っている状態である、ということです。

 

一気に禿げ上がる訳ではないので、改善することも充分可能なのです。

 

AGAとの違い

男性型脱毛症「AGA」と女性男性型脱毛症「FAGA」の決定的な違いは、AGAは放置しているとどんどん進行して髪が完全に抜け落ちてしまうことに比べ、FAGAは全体的に薄くなるものの地肌が完璧に見えるほどの抜け毛には至らないケースが多いということです。

 

それというのも、女性ホルモンは年齢によって徐々に減少していきますが、少量であっても分泌はされるという性質だからです。
男性と違い、完全に禿頭の女性がいない(病気や薬の影響をのぞいた場合)のはホルモンの性質が理由なんですね。

 

年齢を重ねていくに連れて、ショートの人が増えるのもこれが原因の方が多いんです。
ロングヘアですと髪の毛の重みも加わって抜けやすくなり、かなりの量が脱毛したように感じるので短くしてしまう方が多いようですね。

 

分娩後脱毛症

産後に女性ホルモンのバランスが乱れ、全体的に薄くなったり抜け毛が増える症状です。

 

中には、妊娠中から髪トラブルに悩まされる女性もいます。
具体的な症状は様々で、生え際の髪が異常に薄くなってしまったり、全体的に薄くなって地肌が見えてしまったりと、個人によって違うようです。


牽引性脱毛症

ポニーテールなど、一箇所に髪を引っ張るアレンジで頭皮に負荷をかけ続けることによる症状です。
少しずつ生え際が後退していったり、襟足の毛が薄くなっていきます。

 

自分では気付きにくいので、いつの間にか生え際が薄くなっていた!ということも……。


 

ほぼ毎日結ぶという方は、結わいた後に生え際付近の髪の毛を引っ張ってあげると負荷がかからないので脱毛の予防に繋がります。

 

粃糠性(ひこうせい)脱毛症

頭皮の角質が大量に剥がれ落ち、毛穴を塞ぐことで起こる症状といわれています。
はがれた角質とフケによって毛穴に雑菌が繁殖し、髪の育成を妨げてしまいます。
頭皮への刺激や栄養不足、ストレスなどあらゆる原因が考えられるので注意が必要ですね。


脂漏性脱毛症

粃糠性脱毛症と同様、髪の汚れが毛穴を塞ぐことによって起こる症状です。

 

もともと皮脂の分泌が多い人に限らず、シャンプーのし過ぎで皮脂を取り除いてしまうことによって、かえって皮脂の分泌が盛んになるというケースもあります。


円形脱毛症

もしかするとこの言葉が一番馴染みが深いかもしれませんね。
円形脱毛症は、年齢に関係なく起こり得るものです。
一般的に円形脱毛症の原因はストレスだと思われていますが、実は医学的な根拠はありません。

 

円形脱毛症は、「自己免疫疾患」といって本来は身体に良くないものを排除するはずのリンパ球が、毛包を攻撃してしまうことによって起こる症状だといわれています。
この脱毛症に限っては、専門医の治療を受けることが一番良いと考えられます。


円形脱毛症の方は、お客様の中でもよくいらっしゃいます。小さな円形から、中には5センチ近いものまで様々です。体質的になりやすい方も多いようなのですが、時間さえあれば皆さん完治していますのでご安心を。

 

加齢だけではない!「若年性脱毛症」にも注意

AGA、FAGAなどは主に40代以降の男女に見られ、他の脱毛症も長年の習慣の蓄積が原因で起こるものが多いですが、それに比べて10代20代に起こるものを「若年性脱毛症」といいます。

 

もっとも、そういう名称の疾患がある訳ではありません。
その年齢の男女に起こる薄毛や抜け毛、いわゆる「若はげ」の状態を称して「若年性脱毛症」と呼んでいます。

 

原因は様々ありますが、どの種類の脱毛症にしても、40代以降に見られるものと比べて改善する可能性は高いとみて良いでしょう。

 

ハリやコシが失われて髪が細くなることも

年齢や生活習慣によって、髪の栄養分が減ってハリやコシがなくなってしまうこともあります。
また乾燥や紫外線の影響で髪がパサつき、普段から頑張ってケアをしていても美容成分を蓄積しておけないということも。
地肌から髪が抜け落ちることはなくても、徐々に髪が細くなっていくことで全体的な薄毛につながってしまうんですね。

 

実は髪が細くなると脱毛にも繋がると言われています。毛根にピッタリの太さだった髪の毛が、細くなっていくと毛根と髪の毛に隙間ができます。その隙間が原因で、髪の毛が抜けやすくなるのです。初めにボリュームダウンが始まり、酷くなると脱毛と繋がってきますのでお気を付けを。

 

女性の抜け毛・薄毛の原因とは

 

代表的な抜け毛の特徴をみたところで、次にその原因を詳しく調べてみましょう。
女性ホルモンの影響も少なからずあるようですが、他にはどんな原因があるのでしょうか?

 

加齢や出産によるホルモンバランスの乱れ

 

女性ホルモンは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)に分かれます。

 

エストロゲンは別名「美容ホルモン」とも呼ばれ、女性らしい身体を作る手助けをしたり肌や髪を美しく保つ作用があります。
一方プロゲステロンは妊娠を促したり維持する働きをします。

 

発毛はもちろん、髪を健康的に成長させるためにはエストロゲンが必要不可欠ですが、加齢によって分泌量は少しずつ減少していきます。

 

女性ホルモンの分泌が徐々に減っていくと…

そもそも女性ホルモンの分泌量は、女性の一生のうちティースプーン1杯分と言われているんですね。
30代後半から卵子の質が低下していき、減少に従って女性らしい身体つきが失われていきます。

 

人間の身体の中で、肌や髪の毛に作用するのは女性ホルモンと言われています(頭部以外の体毛に関しては男性ホルモン)。
年齢と共に女性ホルモンが減少し、髪質が低下したり頭皮が衰えて薄毛や抜け毛を引き起こす……

 

ある意味では自然な流れともいえますね。

 

女性ホルモンの急激な増減にも注意

 

月経や妊娠出産によって、女性ホルモンのバランスが崩れることもあります。
そもそも女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンがちょうど良いバランスを保っていることが大切ですから、何らかの理由でバランスが崩れると身体にも影響を及ぼしてしまうんですね。

 

分娩後脱毛症は決して少なくない数の女性が経験しますが、ホルモンの分泌自体が減った訳ではありません。
ですから、女性ホルモンの急な増減やバランスの乱れによる髪・頭皮トラブルはホルモンが安定することで改善されます。

 

妊娠中は女性ホルモンが増加します。産後に女性ホルモンが減少して男性ホルモンとの割合が戻ることによって、前頭部〜頭頂部の髪の毛が脱毛してしまいます。個人差があって、抜けない人はほとんど抜けません。

 

長年により蓄積された頭皮へのダメージ

男性に比べ、女性は髪に対して色々な刺激を与える機会が多いですよね。
様々なヘアアレンジ、整髪料、ドライヤーなど1つ1つは小さなことですが、それが長い間続くことによって髪や頭皮を痛めているとも考えられます。

 

パーマやカラーリング、ヘアアレンジによる頭皮の衰え

 

ある程度の年齢において、パーマやカラーリングを一度もしたことがない!という女性はかなり少ないのではないでしょうか?
自分には合わないからやらない、という人はいても一度も経験したことがないというケースはあまり見られません。

 

パーマ液やカラーリングの薬剤は確実に頭皮を傷めます。それによって毛根が弱り、薄毛を引き起こすと考えられています。
ポニーテールやまとめ髪などで髪自体を強い力で引っ張ることで起こる牽引性脱毛症も、髪へのダメージという意味では同じですね。

 

生活習慣の乱れ

毎日の生活も、一歩間違えば抜け毛の原因に!
一度立ち止まり、自分の生活を振り返ってみましょう。
もしかすると、抜け毛の原因になる悪習慣が潜んでいるかもしれませんよ。

 

乱れた食生活やアルコール

毎日の食事は、髪のみならず身体の成長や健康の維持に大きな影響を及ぼします。
ファストフードやインスタント食品、高カロリーの料理ばかりでは、身体に良い訳がありませんよね。
アルコールやカフェインなどの嗜好品も同様です。摂り過ぎには注意しましょう。

 

食事をしっかり摂らないのは論外、偏った食事リズムも発毛を妨げます。
経口摂取する様々な栄養分は、まず第一に生命を維持する器官に送られます。
内臓を酷使する食べ物ばかりを摂っていると、発毛や髪の成長を妨げることにつながるんですね。

 

毛細血管を収縮させるため、喫煙も良くありません。身体に良くないものは、もちろん髪の毛にも悪影響になるということですね。髪の毛は頭皮の毛母細胞というところで作られるので、今食べている食事や今の生活習慣はこれから生えてくる髪の毛に大きな影響を与えます。

 

睡眠不足

髪の発育に必要不可欠な要素の1つとして、成長ホルモンがあります。
成長ホルモンは睡眠中に分泌されるので、睡眠時間そのものが足りていなかったりしっかりと眠れていない状態では、健康的な髪の成長を妨げてしまいます。
また夜遅くまで晩酌や食事を続けて満腹の状態で寝てしまうと、残念ながら成長ホルモンは充分に分泌されません。

 

このホルモンは、空腹状態でもっとも多く分泌される性質のものだからです。
何気ない生活習慣が、髪の育成に悪い影響を与えているのかもしれません。

 

運動不足

日頃の運動も、髪の発育に深い関わりを持っています。
というのも、運動不足は血行不良につながるからです。

 

そもそも、血行不良による影響は心臓から遠い場所に表れると知っていますか?手足の先から冷えていくのは、それが理由なんですよ。
頭部も例外ではありません。血行不良によって栄養不足が引き起こされ、元気な髪が生えてこなくなるという訳です。

 

また運動不足は体重の増加、つまり肥満につながりますね。
肥満の特徴である発汗やどろどろの血液が頭皮環境を悪くし、薄毛や抜け毛となって表れるのです。

 

ストレス

日頃のストレスは、身体全体に大きな影響がありますよね。
不眠や体重の増減、肌トラブルをはじめ、ストレスは色々な形で表れます。

 

そもそも人間には、交感神経と副交感神経から成り立つ「自律神経」というものがあります。
ストレスがたまると交感神経が優位になり、アドレナリンが分泌されます(不眠はここから起こります)。

 

アドレナリンは血管を収縮させ、自然と血流が悪くなります。
血行不良が髪に良くないことは、前述の通り。
髪の発育にはストレスも良くないということですね。

 

ストレスは脱毛の原因のみならず、白髪の要因にも繋がります。ストレスがどれだけ身体的にも悪影響を与えるかってことがわかりますね。

 

女性用育毛剤は男性用とどう違う?

 

 

日常に潜む薄毛や抜け毛の原因をすべて改善することは当然難しく、避けられない加齢によって髪のトラブルを抱えている女性もいるでしょう。
そんな時に活躍するのが「育毛剤」。

 

育毛剤といえば頭皮に直接振りかけてガシガシとマッサージするイメージがありますが、それは男性用のものです。
女性用は刺激が少なく、男性用とは成分にも大きな違いがあるんですよ。

 

育毛剤はどれも同じと思っている人もいるかもしれませんが、女性の薄毛には女性特有の原因に特化したものを選んで下さい。
では、女性用育毛剤の成分や特長を詳しく見ていきましょう。

 

ホルモンバランスを整える栄養成分

 

女性の薄毛・抜け毛にはエストロゲンとプロゲステロンのバランスが影響しているとお話ししました。
そのうちエストロゲンは髪の発育にとって非常に重要です。

 

そのため、女性用育毛剤の中にはエストロゲンに近い成分、エストロゲンの分泌を促す成分、そしてホルモンバランスを調整する成分が含まれているものがあります。

 

イソフラボンなどの植物性エストロゲン

エストロゲンは、女性ホルモン剤の摂取や注射などの方法を取らない限りは自然な分泌に任せるしかありません。
ですが、エストロゲンに近い成分は摂取することが出来ます。

 

大豆イソフラボンはその最たるもので、植物性エストロゲンとして有名ですね。
更年期障害症状を緩和させるサプリメントなどにも入っていますし、大豆製品を食べ続けてバストアップした!なんていう話も……。

 

他にも、女性ホルモンに影響を与える成分として、女性用育毛剤に含まれているものはまだまだあります。

  • カンゾウエキス
  • ホホバオイル
  • プラセンタエキス
  • ヨモギエキス
  • スピロノラクトン

以上は成分のほんの一部です。
女性ホルモンバランスを整えたり男性ホルモンを抑制させる成分が含まれているものを選びたいですね。

 

冒頭でも触れた様に、男性ホルモンが過多になると脱毛しやすくなります。ちなみに男性ホルモンの影響を受けやすい頭の部位は、前頭部〜頭頂部つむじ辺りになっています。ご年配の男性の方が前頭部〜頭頂部が薄くなるのにはこういった理由があるのです。

 

保湿効果のある美容成分

美しい髪に乾燥は大敵です。
乾燥によって痒みが出てしまい、何気なく頭皮を掻いて炎症を起こしてしまうこともあります。
そのことで弱った髪が抜けやすくなったり、毛根が傷ついて発毛を妨げることも……。

 

女性の頭皮は特に、毎日のドライヤーやヘアアレンジによって乾燥しやすいので保湿効果に優れた育毛剤がおすすめです。

 

実は熱で髪の毛の老化が進むと言われています。『熱老化』とも言われる現象で、髪の毛の脂質が酸化しタンパク質と結びついて『終末脂質過酸化産物』という”黄色くくすませる”毒性のものを作ります※カルボニル化と言います。

 

コラーゲンやヒアルロン酸などがぎっしり

髪や頭皮も、肌や爪と同じタンパク質でできています。
つまり、スキンケアコスメに入っている保湿成分が髪にも効果があると考えて良いでしょう。

  • コラーゲン
  • ヒアルロン酸
  • プラセンタ
  • トレハース

美容液などでお馴染みの成分ですね。
男性用育毛剤と違い、女性用育毛剤にはこれらの美容成分がしっかりと含まれています。

 

女性用育毛剤は低刺激

 

女性用育毛剤と男性用育毛剤の違いは、成分は勿論ですがその使用感にも表れています。
男性用の育毛剤は、抗菌作用、清涼作用の他、皮脂の分泌を抑えるなど頭皮環境を清潔にさせる目的があります。
それに比べ、女性用の育毛剤は栄養成分や美容成分が主となっているのでそれほどの刺激はありません。

 

無添加育毛剤が増えている理由

もともと女性用の育毛剤は低刺激ですが、昨今では更に無添加の育毛剤が増えてきました。
その理由として考えられることは以下の3つです。

  1. アレルギー体質の人が増えている
  2. 妊娠中や授乳中の母親の需要が増えている
  3. 開発技術の進歩

アレルギー体質の人が増えている理由に関しては諸説ありますが、マタニティママや産後ママの需要に関しては目覚ましいものがあるようです。
出産前後を除いて働く母親が増えたという、現在の社会的背景も関係していそうですね。

 

マイルドな香りが人気

刺激のある男性用の育毛剤と違い、女性用育毛剤は香りが穏やかなものやシトラス系のさっぱりした香りのものがほとんどです。
これは完全に好みの問題かもしれませんが、それ以外にも「他人に知られにくい」というメリットがあります。

 

抜け毛・薄毛を隠しておきたいのは男女共に同じでしょうが、年齢が若くなればなるほど女性の方が他人の視線に敏感かもしれません。
そのため、女性用育毛剤は独特の匂いのない無香料のものも多いようです。

 

女性用育毛剤は養毛剤・発毛剤とどう違う?

 

 

髪の成長を促したり発毛を助けるアイテムは、育毛剤だけではありません。
代表的なものというと「養毛剤」「発毛剤」がありますが、女性用育毛剤とどう違うのか探ってみましょう。

 

育毛剤は医薬部外品

難しい話になりますが、育毛剤として販売されている商品の多くは「医薬部外品」に当たります。
これは、国で定められている薬事法による分類です。言葉は知っている!という人も多いのではないでしょうか。

 

医薬部外品には、トラブルのある箇所(育毛剤の場合は抜け毛や薄毛)に対して効果が認められた成分が、ある一定の濃度で配合されています。
つまり、頭皮環境を整えて髪の発育を促す効果のある成分が、育毛剤には含まれているということになります。

 

そして医薬部外品である育毛剤には、副作用がありません(成分が肌に合うかどうかは個人の差があります)。

 

合わない育毛剤を使ってしまうと、フケが出てきたり赤みが出てしまったりする可能性があります。きちんと相談して、自分にあった育毛剤を使ってあげることが重要になってきます。

 

養毛剤はコスメ

養毛剤は、抜け毛・薄毛に直接働きかけるものではなく頭皮環境を整えることが主な目的です。
頭皮を清潔にし、栄養を与える効果があります。

 

育毛剤との大きな違いは、養毛剤は「化粧品」だということです。
トラブルの原因を根底から解消するものではなく、今ある状態を維持する、悪化を食い止めるものと認識しておいた方が良いかもしれません。
育毛剤に比べ、薄毛や抜け毛を改善する力は弱いようです。

 

発毛剤は医薬品

そして発毛剤は「医薬品」に分類されている商品がほとんどです。
医薬品は病気の治療に使用されるレベル。
よって発毛剤は限定された場所でしか購入できません。

 

発毛剤の大きな特徴は、成分が毛母細胞に直接アプローチするところです。
育毛剤や養毛剤と違って、積極的に発毛を促進させます。
当然そのための強い成分が配合されているので、副作用の心配も無視できません。

 

代表的な成分は「ミノキシジル」

 

 

ミノキシジルは、発毛剤にはかなり高い確率で配合されている成分です。
もともとは血圧降下剤として開発された薬品ですが、副作用として多毛症の症状が相次いだことから発毛に効果があるとして、現在は発毛促進に効果がある成分として知られています。

 

ですが、非常に強い刺激を感じるとの説もあります。
副作用として多い症状は以下の通り。

 

  • 塗布した部分の火照り
  • かゆみ
  • 頭皮や髪のベタつき
  • 発疹

 

女性用の発毛剤に配合されているミノキシジルは、1~2%とされています。
ですが、だからといって副作用が起こらないとは限りません。特に敏感肌さんは注意したいですね。

 

女性用育毛剤の効果と使用期間

 

 

養毛剤よりも効き目があり発毛剤のような刺激もない育毛剤は、では具体的にどのような効果があるのでしょうか?
また、どのくらいの期間使えば効果が見られるのかも気になるところ。
そこで、女性用育毛剤の成分がどのように働くのか調べてみました。

 

髪へのアプローチを追ってみよう

まず育毛剤が、髪に対してどういう働きをするのかを追ってみましょう。
頭皮に塗布された育毛剤が浸透していき、それぞれの成分がそれぞれの場所で働き始めます。

 

  • 女性ホルモンに作用する成分⇒エストロゲンを体内に摂り込み、またはバランスを整える
  • 血行促進成分⇒頭皮の血行を改善し、髪の発育を促す
  • 保湿成分⇒頭皮の乾燥を改善し、水分を逃がさず閉じ込める
  • 美容成分⇒髪の主成分であるタンパク質を補い、細くなった髪を強化する

これらのことを一気に行い、徐々に髪・頭皮トラブルを改善していきます。

 

どのくらい使うと効果があるか?

抜け毛・薄毛は一朝一夕で改善されるものではありません。
一般的に、育毛剤の効果は半年~1年で表れると言われています。
なぜそんなに時間がかかるのかというと、肌のターンオーバーと同じく髪にも成長のサイクルがあるからです。

 

 

約2~6年の成長期は髪が育つ時期、約2週間の退行期は髪が抜ける準備をする時期、その後の約4ヶ月の休止期は髪が抜けて生えるまでの時期です。
つまり、髪が抜けてから生えてくるまでに最低でも4ヶ月かかるという訳です。

 

その間ずっと育毛剤を使用していたとしても、新たに生えてくる髪が突然太く立派になっているとは考えられません。
ですが、そもそも育毛剤は少しずつ頭皮環境を整えて髪の発育を促すものです。
なかなか効果が見られないからといって、すぐに諦めてしまっては勿体ないですよね。
せめて3ヵ月は使用を続け、少しでも髪が濃くなってきたらそのまま継続してみましょう。

 

1度に使う量はどのくらい?

たっぷり使えば使うだけ効果がありそうな気がする!……とついつい考えてしまいがちですが、1回分の量を多くしたからといって効果に違いはありません。
そもそも、肌が吸収できるのは一定の量までという説もあります。
髪からポタポタ薬剤が落ちてくるほど塗布しても、あまり意味はないのです。

 

むしろ大事なのは、使う量よりも回数だといえるでしょう。

 

多くの育毛剤の説明書には「朝晩2回~」などと記載されていると思われますが、やはり1日1回よりも2回の方が効果はあるようです。
1回の量は頭皮全体に行き渡る程度でおさめ、1日2回の使用を忘れないようにしましょう。

 

女性用育毛剤による副作用について

 

 

育毛剤は基本的に医薬部外品なので、副作用のある成分は含まれていません。

 

ですが、肌に合うかどうかは個人の差があります。
この辺りは、スキンケアに使う化粧品と一緒ですね。

 

また女性ホルモンに作用する成分も含まれている商品に関しては、体調の変化にも気をつけておきたいところ。
アレルギー成分の有無もチェックしておきましょう。

 

アレルギーではなくとも、過去にお客様で頭皮がフケとなって剥がれ落ちてきた方がいらっしゃいました。使用する量が多すぎると起こる場合もあるので、異常が出た場合はすぐに使用をやめ、環境が整ったら少しずつ使ってみてください。それでもダメな場合は使用を中止した方が良いと言えます。

 

使用前のパッチテストを忘れずに

 

敏感肌さんに限らず、育毛剤を初めて使う時には事前にパッチテストをしましょう。
パッチテストとは、身体の一部に薬剤を塗布して24時間以上置き経過を観察することです。

 

やり方は簡単です。

  1. 手首や肘の内側に少量の薬剤を塗布する
  2. 24時間~48時間様子を見る

赤みや痒みが出たらすぐに洗い流して下さい。
1~2日間で何の変化も見られなければ、その薬剤が肌に合わないということは基本的にありません。

 

買ってすぐに髪に使用し、もし合わなかった時のことを考えると……。
大切な髪と頭皮のためですから、多少面倒でもパッチテストは忘れずに行いましょう。

 

月経などによる体調の変化に注意

 

女性の身体は繊細です。排卵や生理といった毎月のリズムによって、身体的にも精神的にも好不調の波が襲ってくることも……。
髪の発育も同様です。女性ホルモンの分泌やバランスが原因となる女性の抜け毛ですから、その対策にもホルモン増減のリズムを考慮したいですね。

 

肌や体がデリケートになっている時は使用しない
  • ダイエットやバストアップに向いているのは生理の後
  • 生理前~生理中はカラーリングやパーマを控える

ほとんどの女性は、このような基本的なことは知っていると思います。

 

これは勿論、エストロゲンとプロゲステロンの分泌のバランス故のこと。
PMSなども同じ理由ですが、生理前から生理中にかけて、女性の身体は非常にデリケートになります。

 

身体もメンタルも比較的安定しているという女性は別ですが、ちょっとした体調の変化を普段から感じている人は、育毛剤の使用も様子を見ながら進めていきましょう。

 

具合が悪くなったらすぐに使用中止しよう

せっかく買った女性用育毛剤でも、残念ながら肌や身体に合わない場合もあります。
そんな時は我慢せず、すぐに使用を中止して下さい。

 

育毛剤は長期間の継続が必須です。
肌や身体の不調をやり過ごしながら使用していても、とても長くは続きませんよね。
特に頭皮に炎症を起こすと逆効果になってしまうので、肌の変化には気を遣いましょう。

 

女性用育毛剤はどう選ぶ?

 

さて、数ある女性用育毛剤の中から何を選んだら良いか、実際に購入するとなると迷ってしまいますよね。

 

よく聞く名前だから……
何となく良さそうだから……

 

そんな理由ではいけません!
目的に合ったものをきちんと見極めることが大切です。

 

  • 薄毛・抜け毛の特徴に特化したもの
  • 肌質に合っているもの
  • 使いやすいタイプ
  • コスパ

選び方の基準としては、おおまかに以上の4つに分けられるでしょう。

では、それぞれのポイントを詳しく説明していきます。

 

髪トラブルに合ったものを選ぶ

まず、自分の髪のトラブルを把握するところから始めましょう。
洗髪やヘアセットの時に髪がどんどん抜けてしまう人、抜け毛はないもののだんだんボリュームが減ってきた人、様々だと思います。
薄毛・抜け毛の状態をよく見て、それを改善できるものを選んで下さい。

 

普段から抜け毛が多い人

一般的に、髪の毛は1日50~100本くらいは自然に抜けると言われています。
なかなか数えられるものでもありませんが、シャンプーやトリートメントの時に指に絡まる程度の抜け毛や髪をとかした時に洗面台に何本か落ちたりブラシに纏わりついている程度の抜け毛は、恐らく自然な脱毛だと思われます。

 

手で掴めるくらいごっそりと抜けてしまう、毛根が丸くない・綺麗な透明色ではないなどの異常がある時は、髪の栄養状態が良くない証拠。
また皮脂の分泌がやや多いと考えられます。
タンパク質・ビタミン類・ミネラルが含まれた育毛剤や、皮脂の分泌を抑える働きのある育毛剤を選びましょう。

抜けた箇所からなかなか髪が生えない人

地肌が透けて見えるようになって、もう何ヶ月も同じ状態……。
そんな人は、発毛を促進させる育毛剤がおすすめです。
とはいえミノキシジル配合の発毛剤はリスクも大きいので、慎重に検討して下さい。

 

まずは血行を良くする効果がある育毛剤、そして保湿効果のある育毛剤を選びましょう。
頭皮が硬く、血行不良になっていると髪の発育を妨げてしまいます。
育毛剤と併せて、ちょっとした運動や睡眠をしっかり摂るなどのケアも忘れずにしたいですね。

 

頭も肩と同じく凝り固まります。頭が凝ると血行不良の大きな要因にもなりかねません。自宅でシャンプーの際にマッサージしたり、美容室でヘッドスパをすることで、今後生えてくる髪の毛が健康的になりますので、血行不良の方は是非お試し下さい。

 

髪が徐々に細くなっている人

特別に変化はないけれど、以前に比べるとボリュームダウンしたような気がするという人もいるでしょう。
薄毛や抜け毛を実感している人より、危機感は少ないのではないでしょうか?

 

しかし、そのまま放置しておくのは良くありません。
髪が少しずつ細くなっていくのは、FAGA予備軍です。
ハリやコシが失われていると考えられるので、整髪料やカラーリング剤の使用を控え、髪全体に栄養を与える育毛剤を検討しましょう。

 

エイジングケア用のシャンプーなどを使ってあげつつ育毛剤を使うと効果的です。髪に栄養を与えてしっかりと芯のある髪の毛を育むことで、しっかりとした髪の毛を育てることができます。

 

肌質に合ったものを選ぶ

毎日のスキンケアに使うコスメを、どのように選んでいますか?
敏感肌の人は低刺激のもの、乾燥肌の人は保湿効果のあるもの、脂性肌の人は皮脂の分泌を抑えてサッパリと仕上がるものなど、肌の状況に特化したものを選びますよね。

 

育毛剤も同じです。
肌質は体質にもよると考えられるので、頭皮環境もそれほど変わらないと見て良いでしょう。
また育毛剤にもさまざまなタイプがあります。
ローションタイプやスプレータイプが主流ですが、自分にとって使いやすいものを選んで下さい。

 

好みに合った使いやすいものを選ぶ

この先長く続けていくことを考えると、自分が使いやすいものを選ぶことも大切です。
というのも、苦手な香りだったり使いづらいタイプの育毛剤では、使用すること自体がストレスになりかねないからです。
育毛剤がストレスになってしまうなんて、まさに本末転倒!
無理なく、毎日の習慣にできる育毛剤を選びましょう。

 

継続していくにはコスパも大事!

つい見落としてしまいがちなのが、商品の価格です。
あまりに安価だと成分を疑いたくなりますが、高価だからといってそれだけ早く髪が生えてくる訳ではありません。
大切なのは、継続していくことです。

 

薄毛や抜け毛は、1日経っていきなり始まるものではありませんよね。
長年の髪へのダメージや、女性ホルモンが少しずつ減少していくことによって、目に見えない変化から始まっているのです。
それを改善する時も同様で、毎日続けていくことによって徐々に変化していきます。
張り切って高価なものを買うよりも、お財布事情に合った価格帯のものを選ぶ方が、無理なく継続していけますね。

 

安すぎるものはおススメしません。効果が弱かったり、刺激の強い成分が入っていて肌荒れの原因に繋がる可能性もあります。それと選ぶときは内容量に対する値段を見ましょう。200mlで¥6,480と60mlで¥2,700でしたら前者の方がお得です。その時の金額に惑わされないことも重要です。

 

女性用育毛剤の正しい使い方と注意点

 

女性用育毛剤の基本的な使い方を知っていますか?
間違った使い方をすると、効果半減どころか逆効果にもなりかねません。
正しい使い方で、育毛効果を実感しましょう。
(商品によって使い方が異なる場合があります。その時は商品の説明書に従って使用して下さい)

 

髪と頭皮を清潔な状態にする

 

何といっても、まずは髪と頭皮を綺麗に洗うことです。
ほとんどの育毛剤は「夜1回朝1回」が目安となっていますが、そのうちの「夜1回」はシャンプーの後にしましょう。

 

シャンプーのコツは以下の3つです。

  • 頭皮をしっかりと洗うこと
  • 爪を立てずに優しく洗うこと
  • シャンプーを完全に洗い流すこと

頭皮に汚れが残っていたり、シャンプーが残ったままの状態では育毛剤がしっかり浸透しないので注意して下さい。
シャワーの水圧を充分に上げ、数分間洗い流しましょう。

 

リンスやトリートメントはどうする?

 

大多数の女性は、シャンプーの後にリンス・コンディショナー・トリートメント(またはヘアパック)などを使っていると思います。
後で育毛剤を使いたい時、それらはどうすれば良いのでしょうか?

 

残念ながら、リンスやトリートメントが毛穴に残っていると育毛剤の効果が発揮できません。

 

トリートメントを使用する時は頭皮につかないよう、毛先だけに塗布するなど工夫して下さい。
また髪を乾かした後で、洗い流さないタイプのトリートメントを毛先だけにつけるのもおすすめです。

 

完全に乾かしてはいけない

 

これもまた大多数の女性に共通すると思いますが、髪を乾かす時にはドライヤーを使いますよね。
特に髪の長い女性は、かなりの割合でドライヤーを使用しているでしょう。

 

では育毛剤を使用するのはドライヤーの前か後か?という疑問が出てくると思うのですが、ここではドライヤーの前をおすすめします。
それというのも、ドライヤーでしっかり乾かしてしまうと頭皮が乾燥し、毛穴も閉じてしまうからです。
入浴後の、頭皮が柔らかく毛穴もある程度開いた状態の方が育毛剤が浸透しやすいんですね。

 

洗髪の後はしっかりタオルドライをし、それから育毛剤を使って下さい。

 

早く効果を出したい方はタオルドライ後と、乾かした後をオススメします。前述してある通り、毛穴が閉じるので育毛剤の効く部位が変わると言われています。濡れている時は深層部に、乾いている時は表層部に効果を発揮してくれます。

 

髪の毛ではなく頭皮に少しずつ塗布する

 

育毛剤は、髪そのものではなく頭皮に使用します。

 

分け目を変えながら、少しずつつけていきましょう。
ポイントは、まず頭頂部からつけていくことです。

 

生え際や襟足は、浸透具合を見ながら量を調節していくと良いですよ。

 

毛先には必要なし

育毛剤は基本的に頭皮の血行を促進させたり毛根に栄養を与えるものなので、髪の毛自体には必要ありません。
髪がパサつく、髪の毛が弱って細くなってしまったということであれば、育毛剤ではなく、補修効果のあるトリートメントがおすすめです。

 

ロングヘアの女性は特に、髪の毛全体に育毛剤を塗布しているとあっという間になくなってしまいますよね。
「育毛剤は頭皮だけでOK!」。これを覚えていて下さいね。

 

液ダレしない量を把握しよう

それぞれの商品には1回分の適量というものがありますが、それでも自分に合うちょうど良い分量を把握するのは大事です。
アルコール成分が含まれている育毛剤ならなおのこと、液ダレには注意しましょう。
目に入ると危険ですし、肌も荒れてしまいます。

 

また、1回分の適量を知っておくと節約にもなりますよね。
長い間使用し続けるものですから、無駄に使わず自分だけの適量を見つけましょう。

 

上を向きながら塗布することで、生え際から頭頂部に流れていってくれます。顔に垂れてきて無駄な量を使うことなく塗布できるので、上を向いて前髪の生え際から流し込みましょう。

 

浸透するのを待つ

実際に育毛剤を頭皮に塗布したら、後は浸透するのを待つだけです。
ただそれだけとはいえ、ここでも注意点がいくつかあるんですよ。

 

大切なのは、成分をしっかり吸収させるということです。
そこで余計な手を加え、効果を邪魔してはいけません。
基本的には、何もせずに育毛剤が浸透するのを待つのが一番ですね。

 

過度なドライヤーは避ける

商品によって、育毛剤の塗布後にドライヤーで髪を乾かすことを推奨しているものもあるかもしれません。
そうでない場合は勿論、ドライヤーを使うとしても気を付けておきたいのは、乾かしすぎによるオーバードライです。

 

地肌が乾いたら必要以上にドライヤーを使用しないように気を付けて下さい。

 

反対に乾かさなすぎもNGです!濡れていると細菌の繁殖の原因に繋がり、頭皮の匂いや脱毛のきっかけになる場合もあるので、適度にきちんと乾かして下さい。

 

ドライヤーの温風で髪を完全に乾かしてしまうと、髪そのものも頭皮も乾燥してしまいます。
せっかくの保湿成分も、ドライヤーで台無しになってしまいます。
普段から頭皮の乾燥が気になっている人は特に、ドライヤーでの乾かし過ぎには気を付けて下さい。

 

直後のマッサージは我慢して!

発毛の促進には頭皮マッサージは欠かせません。ですが、育毛剤を使ってすぐのマッサージは良くありません。
薬剤がしっかり浸透するのを待ち、頭皮が落ち着くのを待ちましょう。

 

育毛剤を塗布してすぐは、まだ薬剤が完全に浸透していないと考えられます。
そして毛穴も開いたままの状態です。そこを直接指で揉むのは、成分が毛穴から入っていこうとするのを邪魔することにもなりかねません。
塗布後のマッサージを勧めている商品もありますが、その場合はソフトタッチのマッサージが良いと思われます。

 

指先で軽く叩く様にタッピングすると、血行促進の効果もありますし浸透しやすくなるので一石二鳥ですよ!

 

育毛を促すためにできること

 

FAGAの症状で悩む女性にとって育毛剤は大きな味方ですが、それでも普段の生活習慣そのものが髪に悪影響を与えているとしたら、せっかくの育毛剤も意味がありません。

 

大切なのは、髪にもお肌にも身体にも良い健康的な生活です。

 

一度にすべてを改善することは難しくても、できることから少しずつ始めてみて下さい。

 

髪に良い栄養分を摂取する

毛髪は「ケラチン」というタンパク質で生成されています。
そのため、髪の発育には良質なタンパク質が欠かせません。

 

とはいえそればかりを摂取していると、他の栄養素が不足してしまいます。
タンパク質の分解・合成に必要なのはビタミン類。亜鉛や鉄分などのミネラル類も大事です。

 

つまり、ひとつの栄養素にこだわらずにバランス良く摂取することが最も大切なのです。
普段の食事では栄養素まではあまり気にしないかもしれませんが、上記で挙げたものは日常生活において簡単に摂取できるものばかりです。
家では勿論、外食の時も意識して摂取するよう心がけましょう。

 

タンパク質

普段よく口にするものとしては、鶏肉・大豆製品・乳製品などがあります。

 

特におすすめしたい食品は「大豆製品」。
大豆には、植物性エストロゲンである大豆イソフラボンが含まれており、バストアップや美肌にも効果があるとされています。
女性に嬉しい魅力として、ヘルシーさも挙げられますよね。


大豆製品の中でも大豆イソフラボンが多く含まれているのは「きなこ」です。
ヨーグルトや牛乳に混ぜると美味しく摂取できます。
また、豆腐を冷や奴にして食べると身体を冷やすので、湯豆腐にしたり味噌汁に入れて食べたいですね。

 

ビタミン類

ビタミンといえば生野菜?と思われる人が多いでしょうが、実はそれだけではないんですよ。
ビタミンといっても、その種類によって様々な食べ物に含まれています。

  • ビタミンA…人参、ウナギ、レバー、チーズなど
  • ビタミンB1…大豆、豚肉、レバー、ゴマなど
  • ビタミンB2…卵、いわし、サバ、ウナギなど
  • ビタミンC…緑黄色野菜など
  • ビタミンD…かつお、マグロ、煮干しなど
  • ビタミンE…ほうれん草、カボチャ、植物性オイルなど

こんなにたくさんの食材を一度に摂り入れるのは難しいと思いますが、毎食ごとに違う食材の料理を食べるように気をつけることで、意外と簡単に摂取できますよ。
サプリメントでフォローするのもおすすめです。

 

亜鉛、鉄分

タンパク質の合成に欠かせないミネラル栄養素として、亜鉛や鉄分もあります。
美肌・育毛を目指す人にはお馴染みかもしれません。

 

亜鉛といえば牡蠣が有名ですが、その他にもウナギ、牛もも肉、卵黄などがあります。
鉄分を多く含む食べ物はレバーのイメージがありますが、100g中に含まれる鉄分が多い食材にはヒジキや海苔などの海藻類、赤こんにゃく、あさり、えごまなどがあります。意外なところで鉄分補給ができそうですね。

 

亜鉛のサプリメントも効果的と言われています。食事で摂ることが難しい方にはサプリメントが良いかもしれませんね。

 

質の良い睡眠を摂る

 

睡眠不足が薄毛・抜け毛の原因になることは先ほどお話しした通りです。
つまり、ある程度の睡眠時間を確保すれば髪トラブルを防げるということにつながります。

 

ですが、実は睡眠時間を増やすだけでは足りないのです。
大事なのは、良質な睡眠を摂ること。
ベッドに入ってもすぐに眠れなかったり、夜中に何度も目が覚めてしまう人は、睡眠の質が良くないといえます。
身体をしっかりと休め、成長ホルモンが充分に分泌される睡眠を目指しましょう。

 

早寝早起きの習慣を身につけよう

睡眠の質を良くするには、早寝早起きが肝心です。
勤務時間の都合がある人もいるでしょうが、できるならば朝日を浴びる生活を心がけたいですね。
日の光を浴びることで体内時計が整うとも言われています。
ぜひ、早寝早起きにチャレンジして下さい。

 

日付が変わる前にベッドに入ろう

いきなり早寝早起きなんて無理!という人は、まず「その日のうちにベッドに入ること」を目標にしましょう。
スムーズな入眠のポイントがいくつかあるので紹介します。

 

  • 寝る前1時間(せめて30分)はスマホやパソコンの画面を見ない
  • 入浴やホットドリンクで身体を温める
  • ナイトブラを着用する

ナイトブラ?と思われる人もいるでしょうが、体温計などを展開している電子機器メーカーと大手下着ブランドの共同実験で、ナイトブラを着用すると眠りの質が向上するという結果が見られています。
体型維持にも役立つので、女性にはおすすめです。

 

新陳代謝を良くする

 

新陳代謝を活発にすることで血流が良くなり、乱れたヘアサイクルが整います。
また皮脂の分泌が正常化し、毛穴に詰まった老廃物を排出することにもつながります。
そもそも新陳代謝というと、それを活性化することで身体に悪いことは何もありませんよね。
健康のためにも美容のためにも、ここで新陳代謝を良くする習慣を取り入れてみましょう。

 

毎日お湯に浸かろう

暑い時期は特に、入浴をシャワーだけで済ませてしまう人も少なくないでしょう。
忙しい毎日では、お風呂の準備を整えるのが億劫だというケースもありますね。

 

ですが、新陳代謝の活性化にはシャワーだけではなくお湯に浸かることが大切です。
毎日では難しいという人はまず週末から始め、少しずつ回数を増やしてみてはどうでしょうか?

 

適度な運動をしよう

代謝を良くするには、ちょっとした運動を生活に取り入れることも大事です。
と言っても、ジムに通ったりランニングを始めたりする必要はありません。
肝心なのは、運動を継続すること。簡単にできるコツを紹介しますね。

 

  • 出勤時間を少し早め、いつもの駅の1つ手前で降りる
  • 会社やマンションのエレベーターを1つ下で降り、ワンフロア分の階段を上る
  • 外出に車を使わず、徒歩や公共交通機関で移動する

特に努力をしなくても、日常生活に少し工夫を取り入れるだけで運動はできるんですよ。

 

温かい飲み物を飲む

普段何気なく飲んでいるものにも、気を遣えると良いですね。
冷蔵庫に入れておいた水やお茶は身体を冷やしてしまいます。
温かいコーヒーや紅茶を常飲にしている人も多いでしょうが、カフェインの摂り過ぎは良くありません。
できれば白湯か、水を常温で飲む習慣をつけましょう。

 

できるだけストレスを溜めない

 

ストレスは髪の大敵!ですが、ストレスというのは普通に暮らしているだけで降りかかってくるものですよね。
大事なのはストレスを溜め込まないこと。完璧主義だったり責任感が強い人ほど、ストレスは溜まりやすいと考えられます。
時々は「まぁ良いか」と開き直ったり、誰かに丸投げしてしまうくらいの無責任さも必要です。

 

ストレスが溜まっているなと思ったら、すぐに発散しましょう。
友達と飲みに行ったりカラオケに行ったりせず、1人でもストレス解消はできますよ。

 

  • 投稿動画サイトを観て思い切り笑ったり泣いたりする
  • 家事をお休みしてダラダラ過ごす
  • エステやマッサージに行ってリフレッシュする

ストレス発散といえば、誰かと一緒にワイワイ騒いだり思い切り買い物をしたりというイメージがありますが、そればかりではありません。
特に手軽にできる「笑う」「泣く」はおすすめです。お気に入りの映画をレンタルして観るのも良いですね。

 

パーマやカラーリングはほどほどに

 

最近髪が細くなってきたという人は、しばらくパーマやカラーリングを控えて髪を休ませてあげましょう。
薬剤を繰り返し塗布していると、髪も勿論ですが頭皮も傷んでしまいます。

 

傷んだ頭皮はそれを補修することで精一杯。
とても育毛どころではありません。
髪と頭皮を休め、育毛剤で栄養補給してあげることで少しずつ薄毛を改善することができます。

 

カラー剤が頭皮に残る場合もあります。とは言え、白髪がある人は気になりますよね。そういった場合は前述したヘッドスパがオススメです!頭皮に残りがちなカラー剤やシャンプー剤、普段洗い残している皮脂などを根こそぎ綺麗にしてくれるクレンジングヘッドスパなどをしてみてください。

 

頭皮マッサージとツボ押し

 

頭皮マッサージは、血行促進のためにぜひ取り入れて欲しい習慣です。
髪の育成を妨げている大きな要因は血行不良ですから、まずそれを取り除きましょう。

 

やり方はとても簡単です。
いずれも爪を立てず、指の腹で行って下さい。

 

  1. 耳のすぐ上に指を当てて上下に動かす
  2. 額のすぐ上に指を当てて上下に動かす
  3. 額の両脇に指を当てて上下に動かす
  4. こめかみに指を当てて円を描くように動かす

また、頭部には「百会(ひゃくえ)」というツボがあります。ここも刺激してあげましょう。

 

百会の場所は、顔の中心を頭頂部に向かっていった先と、両耳から頭頂部に向かっていった先が交わったところです。
血行を促進する作用とストレスを緩和させる作用があるので、覚えておきたいですね。

 

髪と頭皮は常に清潔に保つ

髪に汚れや整髪料が残っていたり余分な皮脂を洗い流していなかったりすると、それらが毛穴に詰まって雑菌を繁殖させ、髪の育成を妨げてしまいます。
シャンプーのすすぎ残しにも注意が必要です。
とは言え、シャンプーのし過ぎも良くありません。1日1度のシャンプーで、しっかり洗って下さい。
トリートメントも毛穴を塞ぎやすいので、できるだけ頭皮につかないよう気をつけましょう。

 

何度もシャンプーしてしまうと、頭皮が肌を守るために皮脂を余計に分泌してしまいます。シャンプーする前の濡らしで7割ほどの汚れは落ちるので、しっかりと流してからシャンプーすることで、綺麗に保つことが可能になります。

 

女性用育毛剤のココが知りたい!

 

さて、女性の薄毛や抜け毛の原因や対策についてお話してきましたが、肝心の女性用育毛剤のことをまだまだ知りたいという人もいると思います。
最後に、女性用育毛剤についての素朴な疑問をまとめました。

 

育毛剤?育毛シャンプー?

育毛剤に目を向け始めた時に気になるのが「育毛シャンプー」の存在。毎日のシャンプーで育毛できる?それならラクチンだし続けていけそう!……と、つい思ってしまいますよね。

 

ですがここで間違えてはいけないのが、育毛シャンプーには頭皮環境を改善させる効果はあるものの、髪の育成に直接働きかける効果にはあまり期待できないということ。そもそも、シャンプーというのは髪や頭皮の汚れを落とす目的が第一であり、そしてすぐに洗い流してしまうので、その成分が頭皮に浸透するとは考えにくいのです。発毛を目的とするなら、シャンプーではなく育毛剤を使用しましょう。

ちなみに、育毛シャンプーはこんな人におすすめです。

  • 皮脂の分泌が多く頭皮がベタついている
  • 髪が細くて切れ毛が多い

また育毛シャンプーで頭皮環境を良好に保ち、育毛剤で発毛を促すというのも良いですね。

 

まさにその通り。育毛シャンプーを使っても毛が生えるということはほとんど見込めません。ただし、これから生えてくる髪の毛が太く、しなやかに育つための環境を整えてくれます!

 

女性用育毛剤は毎日使える?

育毛剤は、毎日使ってこそ意味があります。ほとんどの女性用育毛剤は、商品取り扱い説明書に「朝・晩2回」という目安使用回数が書いてあるのではないでしょうか。
ですが、女性は男性と違って月経のリズムがあるので必ずしも毎日使えるとは限りません。生理前に体調が悪くなったり、肌が敏感になっている時は使用を控えた方が良いかもしれませんね。

逆に、男性にはできない育毛ケアとして「生理後に集中して行う」という方法もあります。
生理後半から生理後は、卵胞ホルモンであるエストロゲンの分泌が最も盛んになる時期。
この時に合わせてヘアケアをすることで、効果を高めることができるのです。この時期だけの集中ケアとしては以下のものがあります。

  • 普段のシャンプーを育毛シャンプーに切り替える
  • 育毛サプリメントを摂取する
  • 可能ならば育毛剤を日中(昼間)にも使う

通常のケアに加えて女性ならではの集中ケアを実行してみましょう。

 

女性用育毛剤は何歳から使える?

ミノキシジル配合の発毛剤には年齢制限(未成年使用不可)がありますが、薬ではない育毛剤にはこれといった年齢制限はありません。
ほとんどの製品が、10代から使えます。
ですが若ければ若いほど、普段の生活習慣の改善だけで薄毛を治せる可能性があります。
育毛剤は最後の手段として捉え、まずは日常生活を振り返ってみましょう。
そして、育毛剤を使用する前に育毛シャンプーで様子を見ることから始めていきたいですね。

 

女性用育毛剤を男性が使うのはダメ?

女性が男性用育毛剤を使用するのは厳禁です。しかし、男性が女性用育毛剤を使うのもいけないのかというと、必ずしもそうではないのです。

 

男性の中にも、皮脂の分泌が少ない乾燥肌の人もいるでしょう。
またはもともと敏感肌で、男性用育毛剤は刺激が強すぎるという人もいます。
そんな男性には女性用育毛剤も悪くないと思われます。

 

ですが、頭皮環境を整えたり保湿したりといった効果はあるにせよ、女性用育毛剤には男性の薄毛の原因である「男性ホルモンが髪の成長を妨げる成分に変化」する働きを防ぐことはできません。
そのため、AGA症状がある程度進行している男性にとっては、残念ながら育毛効果は期待薄です。
今は男女兼用の無添加育毛剤もあるので、育毛剤の刺激が強くて困っているという男性はそういう製品に目を向けてみましょう。

 

女性用育毛剤と白髪染めは併用できる?

薄毛や抜け毛が気になる年齢の女性は、同じように白髪も気になっているのではないでしょうか?
そこで疑問に思うのが、育毛剤と白髪染めを併用しても大丈夫なのかどうかということだと思います。

 

実は、白髪染めで傷んだ髪には育毛剤は効果的なのです!
一般的な白髪用ヘアカラーは酸化染料を使っているため、髪や頭皮を傷めてしまいます。
それが薄毛の原因にもなるので、育毛剤はむしろ積極的に使ってあげましょう。

ただし、髪を染めた直後にはおすすめできません。
まだ色が定着していないうちに育毛剤を使ってしまうと、せっかく染めた色が落ちてしまう可能性があるからです。
白髪染めをした日は育毛ケアをお休みし、落ち着いてから再開して下さい。
(育毛剤・白髪用ヘアカラーそれぞれの商品によって異なります)

 

育毛剤はこれから生えてくる髪の毛のためのものです。カラーで弱った髪の毛も根元から元気な髪の毛が生えてくることでしなやかな髪の毛に変わることが見込めます!

 

妊娠中や授乳中に使うことはできる?

女性の脱毛症には「分娩後脱毛症」と呼ばれるものがあり、産後に多く見られる抜け毛の症状を称します。
これは勿論、妊娠と出産を経て女性ホルモンのバランスが乱れることが原因。
その他にも、妊娠中から薄毛や抜け毛に悩まされる女性もいます。

 

大抵は産後1年ほどで元に戻ると言われていますが、そんなに待ってはいられませんよね。
女性用育毛剤には、妊娠中や授乳中に使用しても問題ない製品がたくさんあります。
その多くは無添加で、胎児にも母乳にも影響のないものばかり。安心して使えますね。

ただし、ホルモンバランスが乱れて身体がデリケートになっている時期ですから使用は少しずつ、様子を見ながら進めていきましょう。
そして、薄毛や抜け毛が気になるからといってパートナーの育毛剤を使うのは厳禁です。
男性用育毛剤や発毛剤には、ミノキシジルやフィナステリドという成分が含まれていることが多いのです。
胎児の生殖器に異常を及ぼす危険があるので、絶対に使用してはいけません。

 

育毛剤と併用しても良いアイテムは?

とにかく早く髪を増やしたい!育毛剤だけじゃ足りないのでは?……と思う人も多いと思います。
一刻も早く薄毛を改善したい時、じゃあ育毛剤と何かを併用すれば効果が上がるのではないかと期待してしまいますよね。
基本的に、育毛剤は副作用のない「医薬部外品」なので何かと併用することに問題はありません。

 

ですが、例えば発毛剤や育毛サプリを併用して副作用が出た場合、何が髪や身体に合わなかったかが分からなくなってしまいます。
同じように、効果が出た時もどれに効き目があったのか分からなくなってしまいますよね。
育毛剤で髪トラブルを改善するのなら、別な育毛アイテムを併用するよりも日常生活を少しずつ変えていくことをおすすめします。

 

髪が増えたら使用をやめても良い?

これから育毛剤の使用を考えている人にとって、気になっていることの1つとして「やめ時」があると思います。
つまり、髪が元に戻ったら育毛剤は使わなくても良いのか?ということですね。
ここで言えることは、育毛剤はあくまでも「外側から働きかけるもの」でしかないということ。
薄毛や抜け毛の原因を根本から解決しない限り、育毛剤の使用をやめてしまうと元の状態に逆戻りです。

 

もっとも、育毛剤を一生使い続けなければならないのかといえばそうとも限りません。
生活習慣を改善し、ホルモンのバランスを整え、髪や頭皮に良い環境を作りましょう。
その上で、育毛剤の量を少しずつ減らしていくことをおすすめします。
その際、抜け毛が増えてきたり徐々に薄くなってくるような現象があれば、育毛剤の使用を元の回数と量に戻して下さい。

 

まとめ

 

女性にとって、髪の毛はとても大事なものですよね。
その髪が薄くなったり抜けてしまうと、気持ちの上でもかなりのダメージがあることかと思います。

 

ですが、諦めることはありません。
効果のある育毛剤を使用しながら、生活習慣を見直してホルモンバランスを整えましょう。ストレスの発散も大切ですね。
普段の生活で髪と身体を労わり、育毛剤を取り入れることで髪はきっと元に戻ります。
ぜひ前向きな気持ちで、これから育毛ケアしましょう!


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